旬の渡航先特集!インド留学のメリット

インド留学のメリット9選!デメリットは”危険”だけ?

インド留学のメリット

インド留学は「人と異なる経験がしたい」「先進国ではできないような少しハードな経験がしたい」「急成長中の新興国をみてみたい」そんな方に人気の留学先です。

インド留学で人気のプログラムは、英語、IT、社会貢献ボランティア、就職活動へ向けたインターンシップなどです。また、高校、大学卒業後の進路として、学位取得を目的とした大学、大学院留学の人気も高まっています。

学費、生活費ともに、日本でメジャーな留学先である欧米諸国と比較すると費用を抑えて留学することができるのも、インド留学の魅力です。

この記事では、現地にてインド留学のサポートを行う筆者が、インド留学のメリットを解説します。

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目次

インド留学はこんな人におすすめ

インド留学はアメリカやカナダ、オーストラリア、アジア圏であればフィリピンなどに比べると、マイナーな留学先かもしれません。しかし、インドは今まさに変化の真っ只中です。経済成長、異文化大国、英語・IT大国と、目が離せない注目の留学先であることは間違いありません。

  • 英語、ITスキルを身に付けたい
  • 人と異なる経験がしたい
  • 先進国ではできないような少しハードな経験がしたい
  • 急成長中の新興国を見てみたい
  • インドの歴史や文化に興味がある
  • 学費を抑えて留学したい

人生にスパイスが欲しい方必見の留学先!?

【インド留学経験者の声】インド留学を選んだ理由を教えてください

  • 日本と異なる環境で学びたかった
  • 人と違うことがしたかった
  • 途上国から発展していく最中のインドを間近でみてみたいと思ったから
  • 多様性を身をもって体験したかった
  • 他国と比較して留学費用が安かった

いろんな意味で最先端をゆく旬の留学先!?

インド留学では何ができるの?

  • 語学留学(英語、ヒンディー語)
  • IT留学
  • 大学、大学院進学
  • インターンシップ
  • ボランティア

語学留学(英語、ヒンディー語)

インドの公用語はヒンディー語で英語は副公用語として、学校やビジネスシーンで主要な言語として話されています。都市やエリアによりますが、街中でも英語表記や、英語でのコミュニケーションが多く使われています。

英語、ヒンディー語以外にも、インドには20以上の言語があり、インドの方は1.出身地の言語、2.英語をメインに、2〜5言語を習得している方は珍しくありません。

インドでの語学留学の特徴は、以下の通りです。

  • 日本人が少ない
  • 学校によるが受講生のインド人比率が高い
  • 異文化アクティビティが充実している
  • 他国への英語留学先と比較すると費用が安い

インドでの語学留学を検討する際に、インドの英語アクセント”インド訛り”を気にされる方も多いです。語学学校では訛りの少ない、聞き取りやすい英語でレッスンを受けられます。街中では、アクセントの強いインド人と話す機会もあるというのが実情です。また、街中にはヒンディー語などの現地の言語しか通じない方もいます。英語だけではく、現地の言語にも親しむ姿勢があると良いでしょう。

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IT留学

近年IT分野で注目を集めるインド。インドのIT留学の特徴は以下の通りです。

  • 英語とITを同時に習得できる
  • マンツーマンレッスンが受けられる
  • 日本人が少ない
  • 受講生のインド人比率が高い

オンラインプログラムを提供するスクールも多く、日本にいながらスキルを身につけることも可能です。

大学、大学院留学

近年アジアへの大学留学が注目されており、インドもその中の一つです。

インドの大学、大学院留学の特徴は以下の通りです。

  • 大学は2〜3年間で学位取得が可能(理系、技術系は4年間〜)
  • 日本人が少ない
  • 留学費用を抑えられる

日本人を含む留学生がインドの大学を受験するには、中学、高校の成績の提出が必須です。英語力はIELTS6.0が目安ですが、出願の要件は、大学、学部により異なるので、大学留学に興味がある場合は、インド留学エージェントに相談することをおすすめします。

バンガロールの私立大学

インターンシップ留学

インドでは、日系企業、または日本人のいないインドの企業でインターンシップが可能です。

日系企業の場合、日本人少人数体制で運営している企業が多いので、エントリー時点でのスキル重視、即戦力としての採用になることを覚悟しておくと良いでしょう。

職種は、セールス、マーケティング、マネジメントなど、自身のスキルや志望に合わせて、マッチングしていきます。

ボランティア

インドには目に見えてわかる社会問題が山積みです。ボランティア活動では、貧困層の方へ向けたボランティアがメインです。

ボランティアが初めての方は、まずは現場を訪問することから始めます。現場を見ることで、自身の”貧困のイメージ”と”実際”との感覚を合わせていくことが重要です。そのうえで、提供すべき事柄を見極め、活動にあたっていきます。

インド留学のメリット

  • IT×英語留学でキャリアに直結するスキルを学べる
  • 費用を抑えて留学できる
  • 大学は3年で卒業できる
  • 日本人が少ない
  • 異文化体験アクティビティが充実している
  • 忍耐力が身につく
  • 臨機応変に対応する術が身につく
  • 急成長中の新興国ならではの体験ができる
  • 人と異なる経験がしやすい

IT×英語留学でキャリアに直結するスキルを学べる

IT×英語コースは、インド留学の人気プログラムです。グローバルに通用する2つのスキルを身につけることができれば、国内外への就職や、フリーランスとして生業を立てることも可能になります。

費用を抑えて留学できる

インド留学は学費、滞在費、生活費を安く抑えることができます。プログラムにもよりますが、1ヶ月間の留学費用は学費と滞在費、生活費を合わせて20〜25万円ほどです。大学、大学院の学費は年間30〜50万円ほどが目安です。

大学は3年で卒業できる

インドの大学は理系は4〜5年、その他の学部は2〜3年で学位を取得できます。4年生の大学と比較すると、期間を短縮できるため、時間と費用を節減することができます。

日本人が少ない

アジアの中でもインド留学はまだまだマイナーな留学先です。日本人の学生は同じ学校にいるかいないか、いたとしても2〜3人など、かなり稀です。

インド人に囲まれ、少しアウェイな環境で留学をしたい方には、向いています。

異文化体験アクティビティが充実している

日本と異なる異文化体験が豊富にできるのがインド。ヨガの聖地へ訪れたり、インドカレーを作ったり、インド人のパーティに参加して踊り狂ったり。歴史的建造物も豊富にあり、ムガル帝国時代の建築物や、ヒンドゥー教の寺院など、実際に見ることで見聞を広げることができます。

忍耐力がつく

インドでの生活を充実させるには、インド人とのコミュニケーションが鍵となります。そもそも日本人とインド人では価値観が異なるため、日本での”当たり前”が通用せず、イライラすることも多いです。こちらが怒っても相手には悪意がないことも多いので、謝罪されることは稀です。そのようなシチュエーションが日常的に起こるため、自分自身がストレスを抱えないためにも、インドでのコミュニケーション術を身につける必要があります。

臨機応変に対応する術が身につく

長時間の停電、断水、たまたま入ったトイレにペーパーがない、雨が降ると足の踏み場がなくなる、オーダーした商品と全く違うものが届いた、または届かなかった、など、都市部では改善が進んでいる面もありますが、このレベルの出来事は日常茶飯事です。

思い通りにならないことに毎度腹を立てていても自分が消耗するだけなので、臨機応変に対応する術が自然と身につきます。

急成長中の新興国ならではの体験ができる

日本の経済成長率が低成長で推移している中(2021年GDP成長率:1.62%)、同年のインドのGDP成長率はその5倍以上です。(2021年GDP成長率:8.95%)

数年前まで何もなかったエリアに次々と新しい商業施設が建設され、ITサービスのおかげで生活が日に日に便利になっていくのが、ほんの数年インドで過ごしているだけでもよく分かります。

賃金は毎年10%の昇給が当然とされており、物価の上昇も進んでいます。

参考:世界の実質GDP成長率 国別ランキング・推移(IMF)

人と異なる経験がしやすい

インド留学に訪れる方が「「なぜインドへ」という問いに対して、口々にするのが「人と違ったことがしたかった」ということです。

アメリカやカナダ、オーストラリアなど、人気の留学先も十二分に魅力的ですが、それだけでは自分にプラスにならない、突出できないと考える方が、インドを留学先として選択しています。

インド留学のデメリット

  • 日本と異なる環境のため心身ともにコンディションを崩しやすい
  • 治安、衛生面の心配がある
  • 長時間の断水、停電にあうことがある(施設による)
  • 英語が公用語の国と比較すると、完全なる英語環境ではない

日本と異なる環境のため心身ともにコンディションを崩しやすい

日本と異なる天候に加え、大気汚染も深刻なインド。デリーの夏(5〜6月)の気温は45度近くにもなります。夏が終わるとインド全土はモンスーンとなり、雨季に入ります。エリアにもよりますが、雨季は毎日朝から晩まで雨が降っているわけではなく、1日中天気の良い日もあります。

食事も日本と異なるため、疲労がたまったときに食べたいものがない(油っぽいものが多い)、という状況に陥ることも。

風邪や腹痛で病院にかかる場合は、処方される薬が自分にあわないこともあるので、日本からも持参しておくと良いでしょう。

治安、衛生面の心配がある

インド留学の2大不安、治安と衛生について解説します。

治安

夜間や、人通りが極端に少なかったり、多すぎて混み合っているようなエリアは十分に気をつけましょう。

またオートリキシャにスマートフォンなど私物を忘れると戻ってこない可能性が高いので、肌身離さず管理しましょう。

日本人を狙ったぼったくり被害に遭う可能性は非常に高いです。タクシーの高額請求や、マーケットでの相場を外れた金額交渉など、あかからじめ適切な価格を知っていれば、回避しやすくなるため、リサーチを欠かさずに行うことをおすすめします。

衛生面

水道水の水は飲めません、野菜も生で食べてはいけない種類(キャベツは絶対不可)や、野菜用の洗剤があるほどです。食中毒に遭う確率は非常に高いので、加熱されたものを食べるようにしましょう。また、レストランで出される料理でも、お腹を壊すことがあります。なかなか難しいシチュエーションも多いですが「おかしい」と思ったら手を止めるように意識しましょう。

長時間の停電、断水にあうことがある(施設による)

停電は日常茶飯事ですが、建物によっては停電が起こったときでも電気を稼働させるバックアップ装置が備えられています。滞在先で停電すると、ファンやエアコンが使えず暑い、冷蔵後のものが取り出せないなどと、深刻な状況になるので、バックアップ装置のある滞在先を選ぶことをおすすめします。

また断水も起こります。断水が頻繁に発生するような建物は、水を貯めるタンクが小さい傾向にありいます。空になると業者が水を運びにくるまで使えず数日が経過することも珍しくありません。断水するとトイレの水が流せない、シャワーができないなどの深刻な状況となります。滞在先を選ぶ際は、水の供給が24時間されるか、確認しましょう。

英語が公用語の国と比較すると、完全なる英語環境ではない

インドでは英語は副公用語として、学校、ビジネスシーンで幅広く用いられていますが、ローカル出身者同士は現地の言語(ヒンディー語)で会話をすることも多いです。

またオートリキシャのドライバーや、デリバリーなどの配達員、メイド、警備員、美容師など、日常で頻繁に接するような人たちは、英語を喋れないことも珍しくありません。

完全な英語環境を求めてインドへ留学にくると、ギャップを感じることになるので、現地の言語も習得するつもりでインド留学に来た方が異文化環境を楽しみながら留学生活を送ることができるでしょう。

インド留学の申し込みから渡航までの流れ

  • プランを決める
  • お申し込み
  • 渡航準備

プランを決める

まずは目的とコース、開始時期や、期間などのスケジュールを照らし合わせ、プランを決めていきましょう。

お申し込み

プランが決まり、渡航の目処がたったらお申し込み手続きを行いましょう。インド入国にはビザの取得(観光ビザ、学生ビザ)が必須のため、申し込みは遅くとも1ヶ月半前には済ませておくのが良いでしょう。

渡航準備

インド留学の主な準備は以下の通りです。

  • ビザの取得
  • 航空券の取得
  • 海外保険の加入
  • 推奨されているワクチン接種
  • 海外ATMを利用できる銀行口座の準備、クレジットカードの準備
  • 荷造り

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