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インドの大学院に入るには?出願方法、英語力、学力を徹底解説【インド留学】

インドの大学院に入るには?出願方法、英語力、学力を徹底解説【インド留学】

インドの大学院は英語で授業が受けれるため、専門性×実践的な英語力が身につきます。近年注目を集めているIT分野をはじめ、MBAなどのビジネス分野のプログラムも充実した学習環境で学ぶことができます。

留学費用は、欧米などと比べると、学費、生活費ともに安く抑えられます。

インドと日本は環境が全く異なるので、はじめはストレスを感じることも多いかもしれませんが、自分にとってハードな環境で過ごすことで、問題解決力、異文化コミュニケーション力、交渉力、忍耐力などのスキルも自然と身につきます。

この記事では、インドの大学院に入るために必要な学力や英語力、出願の方法について解説いたします。

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目次

インドの大学院に入るメリット

インドの大学院に入る主なメリットは以下の通りです。

  • 専門性×英語スキルが身につけられる
  • 留学費用が安い
  • 異文化体験ができる

また留学後の進路として、インド就職や、現地での起業など、インドでのビジネス活動を視野に入れている場合は、その場でも有効的に活かすことができます。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • インドで通用する経歴(学歴)になる
  • 現地情報の収集がしやすくなる
  • 人脈ができる
  • 土地勘がつく

インドの大学院留学は費用が安い

インドの大学院は、学費、生活費ともに欧米などへの留学に比べると、費用を安く抑えることができます。

学費

インドの大学院は学校やコースにもよりますが、1年間の学費は20〜50万円ほどが一つの目安です。

公立は私立に比べて安い傾向にありますが、留学生向けの価格が設定されているため、現地の生徒に比べると学費は高くなります。

生活費

1ヶ月にかかる食費や生活必需品などの金額は、3〜5万円です。

デリーやバンガロールなどの都市部の場合、食を始め、買い物の選択肢は多くなり、日本と同じ、またはそれよりも高い価格帯のお店も多くなります。

たまに利用する程度なら良いでしょうが、頻繁に利用すると、日本と変わらないくらい生活費がかさむことになるため、注意が必要です。

現地の生活に馴染む生活を心がけると、生活費は抑えることができます。

インドの大学院を選ぶポイント

インドの大学院を選ぶポイントは大きく以下の5つです。

  • 公立か私立か
  • どのコースにするか
  • レベル(世界、インド国内でのレベル、日本の大学と比較した場合のレベル)
  • 適格性(出願要件)を満たしているか
  • 出願のしやすさ

一つずつ見ていきましょう。

公立か私立か

インドの大学院の種類は、中央大学(公立)、私立大学、州立大学(公立)、みなし大学(私立が大半)の全部で4つあります。

IITやデリー大学は、中央大学にあたります。インドのトップ校のほとんどは、中央大学です。

公立と私立の学費

公立は私立に比べると学費が安い傾向にありますが、

公立も私立も、留学生向けに「留学生価格」を設けている学校も少なくありません。

現地の生徒に比べると学費は高くなります。

  • 留学生価格が適用され公立も私立も同等の学費が必要
  • 公立の方が少し安い
  • 公立私立ともに20〜50万円/年ほどが一つの目安

くらいに考えておくと良いでしょう。

どのコースにするか

大学院では、大学で学んだことを、より深く専門的に学ぶという趣旨が強いため、特に技術系の学部では、大学で同様の学部を卒業している必要があるなど、コースの選択に制限があります。

MBAなど、ビジネス分野のコースは、そのような縛りを設けていない学校も多いです。

期間は、

  • 技術分野:2〜3年
  • ビジネス分野:1〜2年

の場合が多いです。

人気のあるMBAコースは、最短で1年で修了できるプログラムを設けている学校もあり、

フルタイム/パートタイム、通学/オンラインなど、受講方法を選べる場合もあり、

最短でMBAを取得したい、受講できる時間や期間が限られている、という方も受講しやすいです。

適格性(出願要件)を満たしているか【インド留学に必要な学力】

ほとんどの大学院では、出願時の要件である「適格性」を公開しています。

適格性とは、たとえば

  • 中学、高校、大学の成績が、それぞれ50%以上のスコア
  • IELTSのスコアが6.0以上

などです。

トップ校の適格性(目安)

適格性は大学院によって異なりますので、受験の際は各大学院が公表している情報を確認する必要がありますが、

いくつもの大学院の適格性を見てみると

  • 中学、高校、大学の成績が最低60〜70%
  • IELTSのスコアが6.0〜6.5以上

が、一つの目安といえます。

トップ校以外のレベルになると、

  • 中学、高校、大学の成績が最低50%
  • IELTSのスコアが5.5〜6.0

が、一つの目安と言えます。

また、これらの過去の成績、英語力の他に適格性に「別途受験が必要な試験のスコア」が含まれている場合もあります。

例えば、理系のトップ校は「GATE」という試験のスコアを受験時に必要としている学校が目立ちます。

「GATE」はインドで主催されている試験ですが、オンラインでも受験可能です。留学生はオンライン受験したスコアを出願時に提出する流れになります。

スケジュールを見て、該当の試験を受験してから大学院への出願が可能であれば良いですが、スケジュール的に厳しい場合もあるかと思うので、

その点も考慮して出願する大学院を選ぶ必要があります。

大学院のレベル

学歴としてその後も残る「大学院のレベル」は一つの重要なポイントですよね。

  • 世界でどのくらいのレベルなのか
  • インド国内では?
  • 日本ではどのくらいの大学院のレベルなのか

これらは【世界=QS】【インド=NIRF】が公表しているランキングを一つの目安として、レベル感を確認することが可能です。

掲載されていない大学もありますが、掲載されていないからといって、評価の低い大学とは限りません。

インド国内ですと【NAAC】という政府機関が高等教育機関(HEI)を評価・認定し「A++ 〜 D(評価高〜低)」のグレードで公表しており、

ランキング以外で、大学が国から受けている評価を知ることができます。

“自分に合う学校選び”の観点も忘れずに

レベルや評価ももちろん大事ですが、”自分に合う学校選び”という観点も非常に重要です。

  • 志望校のレベルと自分のレベルは見合っているのか
  • 学びたいことを学べるコース、カリキュラムなのか
  • 学生のサポート体制はあるのか
  • キャンパスの立地は好ましいのか

大学院では1〜3年間の長期間にわたって学ぶことになります。

インド留学生活を充実させるべく、大学院のランキング(レベル)以外にも様々な観点で大学院を比較し、絞り込んでいくことをおすすめします。

出願のしやすさ

インドの大学院は、学校によって情報の揃いやすさが異なります。問い合わせをしても全く反応がない学校も多く、出願準備がなかなか進まず、途方に暮れてしまうケースも少なくありません。

もちろんすぐに返事が来る学校もあり、そのような場合は出願時に不明なことがあればサポートしてもらうことができるので、不足なくスムーズに出願を進めることができます。

インドの大学院に入学するまでのステップ

  1. 学校選び/コースの選択
  2. 出願準備
  3. 合否通知
  4. 入学手続き
  5. 学生ビザの申請
  6. 渡航準備

出願準備

  1. 提出書類を揃える
  2. 出願時に必要な情報を揃える
  3. 出願料など出願時にかかる費用を準備する

インドの大学院への出願方法

  1. 期日の確認
  2. 出願要件(適格性)の確認
  3. 出願書類を揃える
  4. 出願時に必要な情報を揃える
  5. オンラインフォームまたはその他の方法でエントリー(出願)
  6. 出願料の支払い
  7. 合否通知

インドの大学院留学におすすめのエージェント

インド留学専門エージェント【coremo】

インド留学のcoremo
・画像引用:インド留学のcoremo
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インド留学の基本情報

首都 デリー
公用語 ヒンディー語、英語(準公用語)、他にもエリアによって主要言語が異なりその数は20以上
人口 13.8億(2020年)
宗教 ヒンドゥー教(約80%)、イスラム教(約15%)、キリスト教、シーク教、仏教、ジャイナ教
通貨 ルピー(1ルピー 1.6〜1.7 2022年6月現在)
日本との時差 日本-3時間半(サマータイムはない)例)日本13時=インド9時半
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この記事を書いた人

海外留学のFAVSTYLEでは、留学、留学先にまつわる各国のリアルな情報を現地在住ライターがお届けします。

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