この記事では、「インドの大学・大学院選びのコツ」について実際にインドの大学院に進学した留学生の体験談からご紹介します。
インドの大学院へ進学したいけれど、どの大学にしようか迷われている方は必読です。自分に合った留学先をみつけて充実したインド留学ライフを目指していきましょう。
インドの大学・大学院選びの確認ポイント
- 言語 超重要
- 気候 超重要
- 留学生の多さ 超重要
- 住居
- 教授の論文
- 都市の発展度合い
1. 言語
インドでは英語が公用語として使われていますが、地域によってはヒンディー語をはじめ地方言語や方言も使われます。
留学先の地域での英語の使用頻度や授業の言語が英語で行われているかなどは、大学によりそれぞれです。必ず事前に確認をしたほうが良いです。中にはオールイングリッシュと事前に聞いていたにも関わらず、実際に入学してみたら、教授やクラスメイトの英語とローカル言語の使用頻度が5:5ほどで、初めは全く授業についていけなかった、というケースも。
英語だけでなく、ローカル言語はインド留学において欠かせない言語ということでもあるので、現地の言語も積極的に学ぶつもりでいると、前向きに大学生活に取り組めると思います。
2. 気候
インドは日本の国土面積の9倍もあり、気候は地域によって異なります。熱帯から温帯まで様々な気候がありますので、自分がどのような気候に適応できるか考慮しましょう。
場所によって、夏は本当に地獄のように感じる暑さが連日と続くので、エアコンの有無も必ず確認しましょう。
3. 留学生の多さ(留学生の受け入れに積極的かどうか)
日本人留学生を含め、(特に東アジア出身の)多くの留学生が在籍している大学がおすすめです。大学とのコミュニケーションの円滑さもありますし、生活が過酷でも、似た文化を持った学生たちが友人にいれば、悩みを共有しながら共に切磋琢磨できます。同じ大学でも分校やキャンパスがある場合には、「メイン」を選んでおきましょう。
4. 住居
留学先での住宅事情も重要です。大学の提供する学生寮の設備に冷房や冷蔵庫がないのは当たり前です。そして宿泊する時に両親の許可+学科長や寮長の許可が必要といった不便なルールがあることも。寮にスムーズに住めない場合も想定し、周辺の賃貸物件の状況を調査し、自分に合った住居を見つけられると良いです。
5. 教授の論文
留学先の教授の研究活動や論文を調査しましょう。自分の研究テーマや興味に合った教授が在籍しているかどうかを確認すると良いでしょう。
大学や大学院は少人数の授業が大半ですので、教授との相性はかなり重要です。
6. 都市の発展度合い
留学先の都市の発展度合いや生活環境は事前に調査しましょう。メトロシティと呼ばれるメトロが通っているような大都市ではカフェなどの息抜きスポットや安全性が高い傾向があります。しかし、それ以外の地域ではとっても少ないので、グルメな方は要注意です。
インドの大学・大学院選びのポイントまとめ
留学先の大学や大学院を選ぶ際には、プログラムやカリキュラムだけでなく、言語、気候、留学生の多さは必ず確認してください。
加えて、都市の発展度合い、住宅事情、教授の研究活動など、様々な要素を考慮することが重要です。
自分の目標やニーズに合った留学先を選ぶことで、より充実した留学生活を送ることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。